複合素材による「防水パッキン」のコスト削減
- 素材・製品:
- 建築/緩衝材
- 加工技術:
- 複合品
- 会社名
- A社
- 業界・業種
- 建築業界
- 素材
- EPDMシーラー、ポリエチレン30倍発泡
- ロット
- 必要数
建造物の性能を確認する試験体にあった幅の広い隙間に対し、EPDMシーラーの防水性を維持しながらも材料コストを抑える防水パッキンを開発しました。
厚みのある防水パッキンが必要な際、コストが上がってしまう
建造物の試験体メーカー様から、「パネルとパネルの間の幅50㎜という大きな隙間を防水パッキンで埋めたいが、コストを抑えられないか」というご相談をいただきました。
通常、防水パッキンはEPDMシーラーを圧縮して使用しますが、50㎜の隙間を埋めるには、厚み150㎜の素材が必要となります。しかし、高機能なEPDMのみでこの厚みを確保すると、材料コストが高くなってしまうという問題がありました。
異素材の組み合わせによるコストダウン
厚みを確保するためにすべてをEPDMシーラーにするのではなく、芯材に硬度のある独立気泡の「ポリエチレン30倍発泡(灰色部分)」を配置し、上下にのみ「EPDMシーラー(黒色部分)」を貼り合わせる複合構造をご提案しました。
これにより、防水性能を損なうことなく材料費を大幅に削減することが可能となりました。
また、当初は長さ2Mでの製作を希望されていましたが、「長さ1M」にすることをご提案しました。これにより、現場での取り回しが良くなり作業性が向上したほか、運送コストの抑制にもつながりました。
ご担当者様の声
異素材を組み合わせるという発想で、目標としていたコストダウンを実現できました。また、芯材であるポリエチレンフォームの厚みを調整することで、様々なサイズの隙間に応用できるようになった点も非常に助かっています。